【定期点検】
@量水器のパイロットを見る。
水道料金の検針に回る役所の検針員さんが、量水器の検針に来た時に、前回の検針と明らかに使用料が違っていたり、前年の同月と使用料が違っている場合などに、「水漏れの可能性があります」と書かれたチラシをポストに投函される場合がある。この場合は、ほとんどのケースがどこかで「水漏れ」をしている。
こんな場合。。。まず。。。量水器(水道メーター)を探す。(どこのお宅でもほとんどの場合、量水器があると思います。)
1戸建のうちの場合、道に沿ったところにあります。土に埋まってたり、ふたが開きにくくなっている場合がありますので、ドライバーや金づちで開けてみましょう!蓋やそのBOXの中にはだいたいあやしげな虫がいますので注意が必要です。
アパートなどの場合、建物の周囲、高層の建物の場合はPS(パイプシャフト)内に収められています。
蓋を開けると、中に量水器があります。

量水器の蓋を開けてみて下さい。中にパイロットという羽車のようなものがあります。水道をどこも使用していない状態で、この「パイロット」がクルクル回っていると、水漏れの可能性があります。
漏れている可能性のある場合。。。
お湯を使用している場合は、お湯の元(ガス給湯器・エコキュート)に止水栓がありますから、一度閉めてみましょう!。。。これで、先ほどの「パイロット」のクルクルが止まれば、原因がお湯になります。それでも止まらなければ、水か、両方か、止水栓の不良(まれにあります)が考えられます。
水が漏れている可能性が高い場合(お湯がない場合も)は、建物の周りを一回りし、漏れている場所を探してみてください。土や砂利敷きの場合はほぼ間違いなくにじんでいたり、ぐじゅぐじゅになってると思います。コンクリートがしてある場合は、そういったサインが見受けられない場合があります。排水の桝を開けたりするとそこに漏水した水が出て来る場合がありますので、一度開けてみてください。それでもわからない場合は、建物の工事をした水道屋さんか、地元の水道局に電話して調査の依頼をお願いしてみてください。
「パイロット」がクルクル回っていて、しかも、見える所で漏れていたり、土がにじんでいたりする場合は、すぐに電話をして修理を頼みましょう!
通常どの市町村でも「減免」はしてくれると思います(申請は必要)。ただし、水道料金の満額が返金されるわけではありません。
わからない事は、当該水道局や地元の水道屋さんへ!
三重県津市近郊の方は、迷わず、、、
鍛冶清水道(株)
また、相談は059-227-5237林まで
連絡ください■
【簡単な修繕】
Aこまパッキンの交換。
水道の蛇口(水栓金具・水栓・カランなどと呼ぶ)からポタポタと水が止まらない場合や、ギュッと閉めないと止まらない場合は。。。
「こまパッキン(ケレップ)」の摩耗
「スピンドル」の摩耗 が考えられる。
この場合昔からある様なタイプの水栓(万能水栓・横型自在水栓・自在水栓・立水栓・横水栓・散水栓など手で回して開閉するタイプ)だと、セルフ修理は十分可能だ。しかし、シングルレバーの水栓や、温度調節機能付きタイプなどの場合は、無理をせずにメーカーのアフターに修理を依頼した方が確実である。
【対象水栓のおもなタイプ】一例
 
 
@量水器のパイロットを見る にそって、量水器BOX内や、量水器付近にある止水栓を閉めて、水を止める。(それ以外に止水栓やバルブで止める所があればそこで止める。)
まず、水栓のハンドルを開いて「水が止まったこと」を確認する。
ハンドルを手で少しゆるめておく。
モンキーレンチ・プライヤーなどで「袋ナット」部をゆるめる。
ハンドルをゆるめていくと、「ハンドル部」が取れる。この時、スピンドルの摩耗も確認しておく。
スピンドルの例
「こまパッキン」は通常、水栓本体に収まったままだと思いますので、これをピンセットやラジオペンチを用いて引き出します。
こまパッキンの例
新しく用意した「こまパッキン」をピンセットやラジオペンチで収める。
以降逆順で完了となる。
止水栓を、開けるときは、必ず、水栓のハンドルを少しゆるめておいて、初めに出る「空気・異物・異色」を出す。しばらくの間様子を見て、「空気・異物・異色」が落ち着いたら、水栓のハンドルを閉めて、止水栓をゆっくり全開する。
(止水栓は、一度全開し、半回転戻しておくと、いざという時に錆ついて閉められなくなるのを防ぎます。)
どうしても自分では出来ないと言われる方・やってみたができない方は、水道屋さんに頼んでみましょう!
三重県津市近郊の方は、迷わず、、、
鍛冶清水道(株)
また、相談は059-227-5237林まで
連絡ください■
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